【紀伊民報】新たなハザードマップ 13年度中に完成 田辺市

和歌山県田辺市で、新たなハザードマップが整備されることについてのニュースが紀伊民報に掲載されています。


新たなハザードマップ 13年度中に完成 田辺市 – AGARA紀伊民報

東日本大震災の大津波を受けて和歌山県田辺市は3日、新たな津波浸水ハザードマップを2013年度中に完成させる見通しを明らかにした。市防災対策室は「マップができるまでにできる限りの防災対策を進めておきたい」と話す。

 市と各種団体でつくる市防災会議(会長=真砂充敏田辺市長)が同日、市役所会議室であった。年に1度、開かれている会議で防災計画の見直しなどを協議している。

 市によると、国は春から夏ぐらいをめどに想定津波高を設定する見通しで、県が12年度中に手を加え、それを受けて市は13年度中に津波浸水ハザードマップを作製するという。

 会合では出席者から「ハザードマップの作製に2年もかかるのは遅すぎないか」などの意見が出た。これに対し、真砂市長は「マップができるのを待つわけでなく、それまでにできる限りの対策をしたい」と述べた。

 別の出席者からは「障害者や高齢者といった災害弱者の防災訓練をどう進めていくのか」などの意見もあった。